お疲れ様です、福永です。
2022年もあっという間に残すところ1か月となりました。
2022年、やり忘れていることがあったら今のうちに済ませておくといいですね。
私はあと年賀状と大掃除を済ませれば心晴れやかに2023年を迎えられます!
そんな本日は弊社の山の仕事をご紹介します。
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この日は直径80センチ以上のヒノキを伐採します。
すでに周りの木や山道は整備済みであとはこのヒノキを伐るだけというところです。
私が到着した時にはあらかた受口が掘られ終わっていましたが、微調整には間に合いました。
慎重に微調整を繰り返し倒す方向に合わせます。
追い口を入れる前に、芯抜きと両側の幹を少し削ぎます。
これは根に近い幹は膨らんで地面にはっているのでチェンソーの刃が届かない恐れがあるためです。
こんな感じ
また、芯抜きは受口の中心部分に刃を突っ込み倒れる際に芯が抜けないように切っておくことをいいます。
あまり切りすぎても方向が狂うし、切り足りないと芯が抜けてしまうため難しい箇所です。
こちらのイメージはこんな感じ。
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終われば追い口を入れます。
今回はウィンチで上部を軽く引いているため対面に倒れることは確実ですが、
事情により少ししか引いていないためそのまま追いを入れると刃が食われてしまいます。
まず足場の悪い方(今回は左側)から刃を幹の中にのみ通します。
ちょっと見にくいですが反対側の削いだ箇所に刃が通ってるのが確認できます。
そしたら食われないよう矢を打ち込みます。
反対側も入れていきます。
この絵だと矢をチェンソーで切っちゃいそうですが実際には少ししかかませてないのでご心配なく!
私の絵が下手なだけです。。
最後に残しておいた箇所をちょんと切ればゆっくり倒れていきます。
身長180㎝越えの男性が乗っても小さく見えます。
直径約80㎝です。
そこから枝を払い
市場に出す寸法に切ったら終了です。
ポッカリなくなりました。
次回はこれらの伐採材が木材市場にて売られる様子をお見せしたいと思います。
お楽しみに!!
福永